【7月3日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)と選手協会(NBPA)は2日、シーズン再開に向けて先月23日から開始された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で、これまでに選手351人のうち25人が陽性反応を示したと公表した。

 前週、先月23日に実施された検査で302人中16人が陽性だったと発表していたNBAは、同24日から29日にかけて行われた検査で、選手344人のうち9人が新たに陽性反応を示したと明かした。また、同23日から29日に行われた球団スタッフ884人の検査では、10人が陽性だったとしている。

 陽性が確認された選手、コーチおよび球団スタッフは、公衆衛生基準を満たして医師から許可が下りるまでは、自主隔離を続けることが義務付けられる。

 今季のNBAは、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)のルディ・ゴベール(Rudy Gobert)が検査でウイルスに陽性反応を示した3月11日を最後に中断。リーグの計画では、米フロリダ州オーランド(Orlando)にあるディズニー・ワールド(Disney World)の隔離された環境において、今月30日から無観客で再開されることになっている。

 参加する22チームは7日から9日にかけてオーランドに向かい、9日から29日までトレーニングキャンプと実戦練習に臨むことになっている。(c)AFP