佳作「晒されることのない現実」
このニュースをシェア
私には帰る家があり、食料も十分にある。しかしこのような生活をすることができない人もいる。ホームレスや紛争地域のこども、貧しい人たち。私が選んだ写真はホームレスの人が食料を受け取っている写真である。メキシコでは社会的に弱い立場の人にこのような支援を行いウィルスとみんなで戦っている。しかし日本ではこのようなことが行われているのだろうか。私はニュースを見てきてこのような記事を目にしたことがない。世界中がウィルスと戦っている中、各国でこのような差があることに改めて実感した。世界中でこのウィルスと戦っていかなくてはならない。その中にも社会的に弱い人たちも含まれている。あくまで自国の例を出したが各国が、普通の生活をできる人だけではなく弱者に対しても支援をしていかなくてはならないのではないかと思いこの記事を選んだ。終わりの見えないウィルスとまだまだ戦わなくてはならないと思う。(ペンネーム:ほくほく)
[獨協大学]
[講評]野末俊比古(青山学院大学教育人間科学部教授)
手前の男性が帽子の男性に渡しているものは、その形状から食料であろうと思われる。右手に持つ食料は、次に並ぶ男性に渡されることになるだろう。帽子の男性も次の男性もマスクをしておらず、マスクの支援も必要なのかもしれないが、ホームレスにとっては、この一食が大切なのだ。
コメントにもあるとおり、必要な支援とは何なのか、日本ではどうなのか、他の国ではどうなのか、考えさせられる。