世界では新型コロナウイルスに対する「戦い」が起こっています。フランスのマクロン大統領は戦争状態であることを強調し、アメリカのトランプ大統領はコロナの被害は真珠湾攻撃をも上回るという趣旨の発言をしました。
こうした背景から私は当初、医療従事者や除染作業をしている方々などをピックアップしようとしました。この「コロナとの戦争」では彼らはまさに最前線を戦う「戦士」でしょう。
しかし、こうした状況下でもシリアでは内戦が継続しています。我々がこうしてコロナという人類の敵と戦っている最中でも一部地域ではいまだに人間同士が戦っているのです。コロナのパンデミックが発生する前と後の戦場で変化したことは兵士がマスクをつけるかつけないかの違いだけなのです。
我々が自粛生活をしている中、世界にはマスクをつけた兵士が戦っていることを知ってもらい、シリア内戦について考えてほしいという願いを込めて、この写真を選びました。(ペンネーム:Nikolai)
[成蹊大学]