【7月1日 Xinhua News】中国の長江上流部、金沙江に建設された烏東徳(Wudongde)水力発電所で29日、最初の発電ユニットの稼働式がビデオ方式で行われた。

 同発電所は雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)禄勧県(Luquan)と四川省(Sichuan)涼山(Liangshan)イ族自治州会東県(Hudong)の県境にある。西部の電力を東部に送る「西電東送」プロジェクトを実施するための国の重要建設事業として、三峡ダム(湖北省)などを運営する中国長江三峡集団が2015年12月に着工した。設備容量は1020万キロワットで、年間発電量が389億1千万キロワット時。計画では来年7月までに全ての発電ユニットが完成する。(c)Xinhua News/AFPBB News