【7月1日 Xinhua News】中国からメキシコへ医療物資を空輸するプログラムは今週、当初計画されていた便数を達成した後で、延長が決定された。北米のメキシコは現在、新型コロナウイルス感染症の急拡大と闘っている。

 上海からの4月7日以降21便目となる飛行機が25日夜、メキシコ市に到着した。

 この空輸プログラムは、新型コロナ対策で協力するという両国間の合意により実現した。

 当初は、20便の物資・医療機器輸送が予定されていたが、6月19日にプログラムが完了した後、メキシコ政府は延長を発表した。

 最初の20便では、メキシコが中国企業から購入した物資を輸送したが、21便目は中国からメキシコの人々への寄贈品が輸送された。

 メキシコ政府の発表によると、第1段階の4便では、現状では入手が困難なものの一つになっている集中治療室用の人工呼吸器が運ばれた。その他の便では、マスク、手袋、ゴーグルなどの物資が空輸された。(c)Xinhua News/AFPBB News