【6月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、30日に契約が満了になる19歳のMFアンヘル・ゴメス(Angel Gomes)の退団を覚悟していると明かした。

 高く評価されているゴメスは、ユナイテッドのアカデミー出身。2017年5月に16歳の若さでトップチームデビューを果たし、1950年代に初出場を飾ったダンカン・エドワーズ(Duncan Edwards)氏の後では、クラブの最年少出場選手となった。また同年には、イングランド代表の一員としてU-17W杯(2017 FIFA U-17 World Cup)を制した。

 しかし、これまでユナイテッドで10試合の公式戦にしか出場していないゴメスは、チームとの契約延長交渉が難航しており、スールシャール監督も契約満了を迎えたら退団するだろうと予想している。

 29日の記者会見で、ゴメスがチームに残留するかどうか問われたスールシャール監督は「伝えられることは一切ない。だから、それ(残留)は実現しなさそうだ」と答えた。

 今月初めには、ゴメスが新契約を結ぶことを望んでいると述べていた指揮官だが、退団するか明言を迫られると、「正直に言うと、昨夜もけさも彼らから何も聞いていないから、(契約に)合意できていないようだ。だから答えは簡潔で『イエス』ということかな」と続けた。(c)AFP