【6月30日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は29日、GKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)とDFジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)の契約を1年延長したと発表した。

 以前から予想されていた新契約により、元イタリア代表キャプテンのブッフォンは43歳になる来季もユベントスでプレーすることになった。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)で思ったようなシーズンを送れなかったブッフォンは、昨夏ユベントスに復帰。2001年に最初に加入して以来、ユベントスではセリエAで479試合に出場しており、これは同チームの最多記録となっている。

 ユベントスで9度のスクデット(リーグ制覇)を経験しているブッフォンだが、パルマ(Parma AC)時代の1999年に制したUEFAカップ(UEFA Cup)がこれまでに獲得した唯一の欧州カップ戦タイトルとなっている。

 また、セリエA通算647試合出場はパオロ・マルディーニ(Paolo Maldini)氏と並ぶ最多記録で、1997年から2018年までプレーしたイタリア代表での176試合出場も歴代トップとなっている。

 W杯ドイツ大会(2006 World Cup)の優勝メンバーでもあるブッフォンは、正GKの座をヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)に譲っているため、今季の公式戦出場数は13試合となっている。

 一方、ユベントスと代表でブッフォンからキャプテンの座を引き継いだ35歳のキエッリーニは、2005年に同チームに加入。その後は、ユベントスの歴史上最も成功した時期の一つで主力となっている。

 ユベントスでセリエAを8度、イタリア杯(Italian Cup)を4度制しているキエッリーニだが、昨年8月に前十字靱帯(じんたい)を痛めたため、今季は大半を棒に振っている。(c)AFP