【6月30日 AFP】19-20イタリア・セリエB(2部)は29日、第31節の試合が行われ、フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)監督が率いるベネベント(Benevento Calcio)はSSユーベ・スタビア(SS Juve Stabia)に1-0で勝利。この結果、7試合を残して2度目のセリエA昇格が決まった。

 上位2チームが自動昇格となるセリエBで今季1敗しかしていないベネベントは勝ち点を積み重ね、3位チームとの差を24ポイントとした。

 ベネベントは2017-18シーズンに初めてセリエAに挑戦したが、開幕14連敗という欧州5大リーグでのワースト記録を更新していた。

 このときはACミラン(AC Milan)戦の後半アディショナルタイムにGKアルベルト・ブリニョーリ(Alberto Brignoli)が劇的な同点ゴールを決め、連敗街道を抜け出した。

 結局ベネベントは同シーズンで2部に降格したが、現役時代にW杯(World Cup)を制したインザーギ監督の下でセリエAに再挑戦する機会を得ることになった。(c)AFP