【6月29日 AFP】サッカー元スロバキア代表のDFマリアーン・チショフスキー(Marian Cisovsky)氏が、6年にわたる筋萎縮性側索硬化症(ALS)との闘病の末、40歳で亡くなった。所属するチェコ1部リーグのヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)が28日、発表した。

 チショフスキー氏は母国のFKインテル・ブラチスラヴァ(FK Inter Bratislava)で2000年と2001年に、アルトメディア・ペトルジャルカ(Artmedia Petrzalka)で2008年にそれぞれ国内リーグを制覇した後、ルーマニアのポリテフニカ・ティミショアラ(FC Politehnica Timisoara)で3年間プレーし、2011年にプルゼニへ加入した。

 2013年にはプルゼニのリーグ制覇に貢献したものの、翌年ALSを発症し競技から退いていた。その後もチショフスキー氏はプルゼニに籍を置き続けて、クラブもホームページ上の選手一覧にその名前を掲載。2015年と2016年、2018年のリーグ優勝時には喜びの輪に加わっていた。

 堅固なセンターバックだったチショフスキー氏は、スロバキア代表として通算15試合に出場。2000年のシドニー五輪代表にも選出された。(c)AFP