【6月29日 Xinhua News】中国上海市は27日、インテリジェント・コネクテッド車両(ICV)の大規模化に向けた試験運用をスタートさせ、第一陣の車両が中国の配車サービス大手「滴滴出行(Didi Chuxing)」で自動運転タクシーのサービスを開始した。利用者は同社のスマートフォンアプリで申し込みを行い、審査に通過すれば、サービスを予約することができる。同市のICVの試験運用は乗客を乗せた上での大規模化の段階を迎えた。

 自動運転車両は現在、交通法規などの規定により走行の安全性を保証し、指定場所で乗降車する必要がある。自動運転技術を手掛ける滴滴の子会社によると、事前に申し込み、審査に通過した利用者は、移動ルートの起点と終点がいずれも自動運転の運行範囲内であれば、付近の空車を呼び出すことができるという。

 今回の試験運用では、政府の要請に基づき「安全員」を同乗させ、乗客や歩行者などの安全を保証する。安全員は突発事態に対応し、緊急時にはハンドルを操作する。このほか、滴滴は安全運行センターを設け、車両の走行状況をリアルタイムで監視する。必要時には遠隔支援を行うという。(c)Xinhua News/AFPBB News