【6月29日 AFP】世界の新型コロナウイルスによる死者が50万人を超え、うち3分の2近くを欧米が占めた。各国政府などの公式統計を日本時間29日午前7時にまとめたAFPの集計で明らかになった。

 世界全体では、死者50万390人を含む1009万9576人の感染を確認。国別の死者数は米国(12万5747人)が最多で、ブラジル(5万7622人)、英国(4万3550人)と続いている。

 この集計は、AFPが各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたものだが、おそらく実際の死者・感染者の一部しか反映していないとみられる。多くの国々では、特に症状の重い患者にのみ検査を実施しているからだ。(c)AFP