【6月29日 Xinhua News】中国マカオ特別行政区統計調査局が27日に発表したデータによると、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年3~5月、マカオの総体失業率は2・4%に上昇し、前回調査の2~4月を0・2ポイント上回った。マカオ居民(マカオ居民IDカード保有者)の失業率は3・4%で、前回を0・3ポイント上回った。

 3~5月、不完全雇用率は前回を0・5ポイント上回る2・6%に上昇した。労働人口は40万4300人、労働力率は70・5%。うち、総就業人口は前回比400人増の39万4600人、マカオ居民に限ると、2200人増の28万100人だった。業種別の就業人数は、建設業が増え、小売業・ホテル業がいくらか減少した。

 今期の失業人口は前回比800人増の9700人。初めて職探しをする新規労働力は総失業人口の5・1%を占め、割合は0・7ポイント下降した。不完全雇用者数は2300人増の1万600人。

 19年3~5月と比べ、マカオの不完全雇用率は2・2ポイント、失業率は0・7ポイント、労働力率は0・1ポイントそれぞれ上昇した。(c)Xinhua News/AFPBB News