【6月29日 Xinhua News】中国電子商取引(EC)大手アリババグループ(Alibaba Group)のモバイル決済アプリ「支付宝(アリペイ、Alipay」が発表した今年の端午節連休(25~27日)の夜間経済(ナイトタイムエコノミー)リポートによると、同期間中に夜間外出した人の数が前年同期に比べ46%増えたことが分かった。人々の活発な活動が夜間経済に昨年を上回る活力をもたらし、新型コロナウイルスで打撃を受けた都市経済の速やかな回復をけん引した。上海証券報が伝えた。

 全国各地の小規模店舗は、消費クーポンなどのデジタル化ツールにけん引される形で夜間経済に積極的に取り組み、主要十都市の夜市の逆風下での成長を促した。中でも陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)のグルメ店が軒を連ねる「回民街」は、売上高の前年同期比伸び率で全国首位に立った。

 アリペイなどデジタルプラットフォームのサービス向上に伴い、アリペイを利用してナイトライフを楽しむ人や夜間の支払いをする人の数も昨年の端午節から大幅に増加した。(c)Xinhua News/AFPBB News