【6月26日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のMFネマニャ・マティッチ(Nemanja Matic)は25日、母国セルビアでテニス大会を主催し、自分を含めて4人の新型コロナウイルス陽性者を出して厳しい批判にさらされた同胞のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)を擁護し、同選手が「ネズミども」を追い払う「ネコ」になると主張した。

 マティッチは、ジョコビッチを支持する公開書簡を地元メディアに発表し、「ネズミどもが穴から出てきて、テニス界の世界ナンバーワンを批判するだけでなく、彼の世界の人々との関わり方まで批判する権利を自分たちに与えた」「だけど、そんなのどうでもいい。やがてネコ(ジョコビッチ)がコートに出てきて、ネズミどもは穴に引っ込むだろう」とつづった。

 さらには、セルビアの首都ベオグラードで行われたジョコビッチの大会が、国の規則に従って開催されていたと主張。大会は「素晴らしい」もので、恒例になることを願っていると声を上げた。

「ノバクに対して唯一腹が立っているのは、特に理由もなく批判しているネズミたちに彼が謝罪したことだ」「違うよ、ノール(Nole、ジョコビッチの愛称)。彼らはやがて君に謝るだろう」 (c)AFP