【6月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は48万3872人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計950万200人余りの感染が確認され、少なくとも469万9300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日午前4時以降、新たに4846人の死亡と16万6151人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1185人。次いでメキシコ(947人)、米国(576人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万2238人が死亡、239万8491人が感染し、少なくとも65万6161人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は5万3830人、感染者数は118万8631人。以降は英国(死者4万3230人、感染者30万7980人)、イタリア(死者3万4678人、感染者23万9706人)、フランス(死者2万9752人、感染者19万7755人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(64人)、スペイン(61人)、イタリア(57人)、スウェーデン(52人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3449人、回復者数は7万8433人。

 地域別の死者数は、欧州が19万4758人(感染259万3193人)、米国・カナダが13万777人(感染250万1065人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が10万3426人(感染223万6632人)、アジアが3万1332人(感染112万9624人)、中東が1万4598人(感染69万1974人)、アフリカが8848人(感染33万8715人)、オセアニアが133人(感染8999人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP