【6月25日 AFP】(更新)新型コロナウイルスの影響により閉鎖されていたフランス・パリのエッフェル塔(Eiffel Tower)が25日、3か月ぶりに営業を再開した。今月いっぱいは来客者同士の距離を確保するためにエレベーターの使用が禁止され、入場の際には階段を使わなければならない。

 3か月にわたる閉鎖は第2次世界大戦(World War II)以降で最長。夏の観光シーズンに間に合った形だが、エッフェル塔のホームページによるとしばらくは入場者の数は制限され、11歳以上は全員マスクの着用が義務付けられる。

 また、エレベーターが小さいという理由から最上階への入場禁止は夏の終わりごろまで続く予定だという。

 この日はフランス人を中心に約50人が来場し、急な階段を使って2階まで上る姿が見られた。(c)AFP