【6月25日 AFP】19-20イタリア・セリエAは24日、第27節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)と優勝を争う2位ラツィオ(SS Lazio)は、アウェーで2点をリードしたもののアタランタ(Atalanta)に2-3で逆転負け。リーグ戦では約9か月ぶりに黒星を喫し、首位との差が4ポイントにまで広がった。

 新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)でリーグ戦が中断していたため、2月29日以来の試合となったラツィオは、6分にマルテン・デ・ローン(Marten de Roon)のオウンゴールで先制すると、その5分後にはセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)が見事なミドルシュートを決めてリードを広げた。

 しかし、ホームで負けられない4位アタランタは、38分にロビン・ゴセンス(Robin Gosens)のヘディングで1点を返すと、ルスラン・マリノフスキー(Ruslan Malinovskyi)のゴールで66分に同点とし、80分にはホセ・ルイス・パロミーノ(Jose Luis Palomino)が逆転ゴールを決めた。

 1974年、2000年に続く3度目のリーグ制覇を目指すラツィオは、インテル(Inter Milan)に0-1で敗れた昨年9月25日以来となる今季リーグ戦3敗目を喫した。(c)AFP/Emmeline MOORE