【6月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は47万3475人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計916万1460人余りの感染が確認され、少なくとも445万5700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 23日午前4時以降、新たに4333人の死亡と13万7577人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の807人。次いでメキシコ(759人)、ブラジル(654人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万913人が死亡、232万8562人が感染し、少なくとも64万198人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は5万1271人、感染者数は110万6470人。以降は英国(死者4万2927人、感染者30万6210人)、イタリア(死者3万4675人、感染者23万8833人)、フランス(死者2万9720人、感染者19万7674人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(63人)、スペイン(61人)、イタリア(57人)、スウェーデン(51人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3418人、回復者数は7万8425人。

 地域別の死者数は、欧州が19万3781人(感染255万7174人)、米国・カナダが12万9402人(感染243万465人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が9万7835人(感染210万7551人)、アジアが2万9969人(感染107万3373人)、中東が1万4022人(感染66万6213人)、アフリカが8335人(感染31万7762人)、オセアニアが131人(感染8928人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP