【6月23日 AFP】ロシアでスパイ行為をしたとして、今月有罪判決が言い渡された元米海兵隊員のポール・ウィラン(Paul Whelan)被告の弁護人は23日、メディアに対し、被告は上訴しない意向だと明らかにした。代わりに拘束者交換に期待を示しているという。

 ウィラン被告の弁護人は、インタファクス(Interfax)通信に対し、「被告は上訴しない考えだ。ロシアの司法を信用していない」と明かし、「近い将来、米国で有罪判決を受けたロシア人らと交換されることを、被告は願っている」と述べた。(c)AFP