【6月23日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は23日、新型コロナウイルスの感染状況について、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から22日に受けた報告では、感染者が新たに22人(甘粛省での「輸入症例」7人、江蘇省と陝西省での輸入症例各1人、北京市13人)確認されたと発表した。新たな死者はゼロで、感染の疑いがある患者は新たに2人(全て北京市)増えた。

 輸入症例については、確認された感染者が現在87人(重症者1人)おり、感染の疑いがある患者はいなかった。累計では感染者が1885人、回復した退院者が1798人となり、死者はゼロだった。

 無症状感染者については、22日に新たに7人(輸入症例5人)報告され、同日に確定診断された感染者は1人(輸入症例ゼロ)だった。経過観察解除は21人(輸入症例2人)だった。現在も経過観察を受けている無症状感染者は99人(輸入症例59人)となっている。

 23日午前0時時点で、中国本土の感染者数は359人(重症者13人)で、感染確認報告は累計8万3418人。回復した退院者は累計7万8425人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は15人おり、特定された濃厚接触者は累計75万8718人、経過観察を受けている濃厚接触者は7591人となっている。

 湖北省については、現在確認された感染者と感染の疑いがある人はいなかった。経過観察を受けている濃厚接触者は57人となっている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計1652人で、うち香港特別行政区が1161人(退院1078人、死亡5人)、マカオ特別行政区が45人(退院45人)、台湾地区が446人(退院435人、死亡7人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News