【6月24日 Xinhua News】サントリーホールディングスの常務執行役員で三得利(中国)投資の董事長を務める有代雅人氏は上海でこのほど、中国内地で同社傘下のレストラン事業の規模をさらに拡大し、3年以内に約100軒を新たに出店する計画を明らかにした。

 2019年、同社は中国を重点成長エリアとし、中国内地で18億元(1元=約15円)の営業売上を達成した。有代氏は、中国は現在経済回復に努めており、企業は世界の他地域に先駆けて中国市場で回復するだろうとの同社の見方を示した。

 同社が中国内地に有する50軒余りのレストランのうち8軒が上海にあり、今後上海を中心にさらに事業展開を進めていくという。

 同社は中国改革開放後にいち早く中国内地市場へ参入した外資食品企業の1社で、現在中国内地に酒類、飲料、飲食など12の企業と研究開発(R&D)センターを展開している。(c)Xinhua News/AFPBB News