【6月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は46万9060人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計901万7010人余りの感染が確認され、少なくとも422万3800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 22日午前4時以降、新たに3666人の死亡と12万5049人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはメキシコの1044人。次いでブラジルの641人、インド(445人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万106人が死亡、229万2867人が感染し、少なくとも62万2133人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は5万617人、感染者数は108万5038人。以降は英国(死者4万2647人、感染者30万5289人)、イタリア(死者3万4657人、感染者23万8720人)、フランス(死者2万9663人、感染者19万7251人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(63人)、スペイン(61人)、イタリア(57人)、スウェーデン(51人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3396人、回復者数は7万8413人。

 地域別の死者数は、欧州が19万3058人(感染254万198人)、米国・カナダが12万8578人(感染239万4443人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が9万5968人(感染206万4546人)、アジアが2万9432人(感染104万6831人)、中東が1万3765人(感染65万3824人)、アフリカが8128人(感染30万8266人)、オセアニアが131人(感染8908人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP