【6月23日 Xinhua News】新型コロナウイルスの影響で約5カ月間封鎖されていたネパールと中国のラスワガディー-吉隆国境口岸(通関地)が、1週間以内に封鎖解除となる見通しだ。ネパールの当局者が20日、明らかにした。

 ラスワガディー税関のプニャ・ビクラム・カドカ税関長は新華社(Xinhua)の取材に対し、「中国の国境税関部門と連絡を取り合っている」「中国側と会議を開き、今後1~2日で国境を越える貨物の移動手続きを完了する予定だ」と語った。

 ネパールは国境口岸の封鎖解除後、吉隆やほかの中国の地域の倉庫に滞留している商品をネパール側へ運び入れる予定だ。

 カドカ氏によると、ネパール側は電子機器、機械、太陽光発電所に関連する機器、水力発電プロジェクトに関連する機器、電気製品、衣料品などの商品リストをすでに中国側に提出しているという。(c)Xinhua News/AFPBB News