■目的はパニックと暴動の扇動

 ラスベガスで逮捕された3人組の目的がまさにそうだった。ブーガルー信奉者を名乗る男3人は当初、4月のロックダウン反対デモの際に庁舎の爆破を計画したとされ、警察が数週間にわたって追跡・監視していた。

 4月の計画は実行されなかったが、5月末に再び反人種差別デモにおける暴動誘発を目的として武器や火炎瓶を集めていたことで逮捕された。

 起訴状によると、その目的は「爆発によって警察と大衆をパニックに陥らせ…警察とデモ参加者の間に何らかの衝突を起こさせること」だったとされる。3人組の一人は、「デモが暴動に転じなかったことを非常に悔しがっていた」という。(c)AFP/Paul HAN