【6月22日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)の中国シルク博物館で19日午後、国家文物局と浙江省人民政府が主催し、同省新聞弁公室、文化・観光庁、文物局が運営する「2020シルクロードウイーク」のメイン会場イベントが行われた。シルクロードが複数国にまたがる案件として国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されてから6年を迎え、今月19~24日にさまざまなイベントを行う。

 今回のイベントは「相互学習が促進する将来の連携」がテーマ。14カ国から200以上の文化関連機関が一連のオンライン連動イベントに参加している。

 開幕式では、初の「シルクロード文化遺産年報」が正式に発表された。年報は2019年のシルクロード世界文化遺産における最も有意義で重大な出来事を振り返る内容で、考古学上の発見、展示、学術研究、関係する事柄の4分野各10件を取り上げている。(c)Xinhua News/AFPBB News