【6月21日 AFP】新型コロナウイルスの影響で中断していた中国プロバスケットボールリーグ(CBA)が20日、約5か月ぶりに無観客で再開した。再開を果たした中国のスポーツリーグはCBAが初めて。

 新型ウイルスの感染対策として、各チームは二つのグループに分かれ、東部の青島(Qingdao)か南部の東莞(Dongguan)のどちらかでプレーする。試合は世界中の他のスポーツと同じく、無観客で開催される。

 この日、青島で行われた試合の開始前には、選手やコーチらが新型ウイルスの犠牲者に黙とうをささげた。

 中国出身の元米プロバスケットボール(NBA)スター選手で、現在は中国バスケットボール協会(CBA)の会長を務める姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)氏が見つめる中、試合は浙江ライオンズ(Zhejiang Lions)が112-95で南京モンキーキングス(Nanjing Monkey Kings)に勝利した。

 中国のもう一つの主要スポーツリーグであるサッカーのスーパーリーグ(1部)は、依然として無期延期状態となっている。(c)AFP