【6月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は46万1665人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計874万2490人余りの感染が確認され、少なくとも406万4300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 20日午前4時以降、新たに4743人の死亡と18万3333人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1206人。次いで米国(702人)、メキシコ(647人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに11万9460人が死亡、224万617人が感染し、少なくとも60万6715人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は4万8954人、感染者数は103万2913人。以降は英国(死者4万2589人、感染者30万3110人)、イタリア(死者3万4610人、感染者23万8275人)、フランス(死者2万9633人、感染者19万6594人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(63人)、スペイン(61人)、イタリア(57人)、スウェーデン(50人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3352人、回復者数は7万8410人。

 地域別の死者数は、欧州が19万2432人(感染250万6305人)、米国・カナダが12万7915人(感染234万1576人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が9万1835人(感染199万6918人)、アジアが2万8255人(感染99万2857人)、中東が1万3260人(感染63万463人)、アフリカが7837人(感染29万5528人)、オセアニアが131人(感染8846人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP