【6月20日 AFP】男子ゴルフのベテラン選手、ニック・ワトニー(Nick Watney、米国)が19日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、出場中のRBCヘリテージ(RBC Heritage 2020)を棄権したと、大会主催者が発表した。米ツアーで選手が新型ウイルスの陽性者となるのは、前週の競技再開後では初めて。

 米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド(Hilton Head Island)のハーバータウン・リンクス(Harbour Town Golf Links、パー71)で行われた18日の第1ラウンドで、3オーバー「74」を記録していたワトニーは、症状を訴えた後、この日早朝に検査を受けたという。

 現在ワトニーが自主隔離に入っている一方で、大会側は同選手と接触した人の追跡を開始。初日に同組でプレーした同胞のヴォン・テーラー(Vaughn Taylor)とルーク・リスト(Luke List)には、この日のラウンド中に情報が知らされた。

 米誌ゴルフ・ダイジェスト(Golf Digest)によると、テーラーは「正直なところ、少しショックだった」「心臓がどきどきし始めて、少し神経質になった。とにかく、ニックが大丈夫で、自分たちが無事に乗り切れることを願っている」とコメントした。

 一方のリストは、「そうだね、プレーに集中するのが難しかった。別のことに気を取られてしまって、ベストのプレーができなかった」と、情報を知らせるのはラウンド後にしてもらいたかったと話した。両選手はキャディーと共に、同日に検査を受けるという。

 新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が発生して3月にシーズンが中断された後、PGAツアーが通常開催を目指す中で、今大会は無観客で行われている。(c)AFP