【6月20日 Xinhua News】タンザニアの最大都市ダルエスサラームで先日、中国が建設支援したウブンゴ・インターチェンジが一部開通した。

 中国鉄建傘下の中国土木工程集団(CCECC)が建設を手掛ける同インターチェンジは、主に幅17・5メートルの3層のインターチェンジと側道で構成され、同国最大級のインターチェンジとなる。

 12月の全面完成後は、毎日6万台以上の車が通過するウブンゴ交差点の交通渋滞が大幅に緩和されると期待されている。

 ウブンゴ地区はダルエスサラームの北西に位置し、国内最大の大学やショッピングモール、主要バスターミナルがあり、ウブンゴ交差点は人口約600万人の都市における主要玄関口の一つとなっている。

 CCECCの品質保証・制御技術者のゴルドリッチ・ムシャナ氏は、プロジェクトの8割が既に完了したと述べ、プロジェクトに携わるタンザニアのエンジニアや研修生が、中国人技術者から技術的ノウハウの提供を受けていると紹介。現在、タンザニア国内のさまざまな大学から集まったエンジニアの研修生40人が、このプロジェクトで3カ月間の研修を受けていることを明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News