【6月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は44万5213人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計826万9170人余りの感染が確認され、少なくとも378万5500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 17日午前4時以降、新たに6809人の死亡と17万4309人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの2003人。次いでブラジル(1282人)、メキシコ(730人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに11万7290人が死亡、214万8357人が感染し、少なくとも58万3503人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は4万5241人、感染者数は92万3189人。以降は英国(死者4万2153人、感染者29万9251人)、イタリア(死者3万4448人、感染者23万7828人)、フランス(死者2万9575人、感染者19万4675人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの83人。次いで英国(62人)、スペイン(58人)、イタリア(57人)、スウェーデン(50人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3265人、回復者数は7万8379人。

 地域別の死者数は、欧州が18万9574人(感染245万3170人)、米国・カナダが12万5597人(感染224万8134人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が8万4006人(感染178万7118人)、アジアが2万6365人(感染91万2374人)、中東が1万2467人(感染59万4120人)、アフリカが7073人(感染26万5486人)、オセアニアが131人(感染8768人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP