【6月21日 CNS】中国・内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の秦代に造られた長城の張德禄湾区間で16日、55歳の「長城義務保護員」が徒歩で点検していた。

 今月上旬、自治区のバヤンノール市(Bayan Nur)ウラド前旗(Urad Front Banner)で秦の長城の張德禄湾区間内の緊急修繕が始まった。工事予算は約910万元(約1億4000万円)だ。秦代に造られた長城の遺跡は、バヤンノール市の境界内で240キロの長さにわたり残されており、中国で現存する秦代の長城の重要な部分だとされている。(c)CNS/JCM/AFPBB News