【6月16日 AFP】19-20スペイン1部リーグは15日、第29節の試合が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)は終盤の失点でレバンテ(Levante)と1-1で引き分け、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権確保に向けて足踏みする結果となった。

 最後のチャンピオンズリーグ出場が2017-18シーズンとなっている3位のセビージャは、4位レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に4ポイント差、5位ヘタフェ(Getafe CF)に5ポイント差をつけている。

 しかし、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)やバレンシア(Valencia CF)、グラナダ(Granada CF)、ビジャレアル(Villarreal CF)もトップ4入りを目指しており、セビージャと勝ち点が近いライバルの多くは今節の試合を残している。

 フレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)監督が率いるセビージャは46分、ムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)のお膳立てからルーク・デ・ヨング(Luuk de Jong)が今季のリーグ戦6点目を挙げ、先制した。

 しかし87分、終盤に入って何とかプレッシャーをかけることに成功したレバンテにゴールをこじ開けられ、敵地で勝利を逃した。

 一方、勝ち点1を獲得し暫定で12位につけているレバンテは、9試合を残し降格圏と10ポイント差となっている。(c)AFP