【6月16日 AFP】(更新、写真・図解追加)英イングランド東部にある同国空軍基地から、訓練飛行のために飛び立った米軍のF15戦闘機が15日、北海(North Sea)に墜落した。米空軍が発表した。英空軍(Royal Air Force)によると、操縦士は死亡した。

 米空軍のミランダ・T・シモンズ(Miranda T Simmons)大尉は、「米空軍の戦闘機F15Cイーグル(Eagle)がきょう(15日)午前9時40分(日本時間午後5時40分)ごろ、北海に墜落した」と発表。墜落原因は不明としている。英空軍は同軍レイクンヒース(Lakenheath)基地のフェイスブック(Facebook)ページで、操縦士の死亡確認を発表した。

 戦闘機はサフォーク(Suffolk)にある英空軍レイクンヒース基地を離陸。この基地には米軍の第48戦闘航空団が駐留している。

 英BBCは、イーストヨークシャー(East Yorkshire)の沖合137キロの位置で墜落したとみられると報じた。

 また、衛星放送テレビ局スカイニューズ(Sky News)は、航路追跡サイトの情報として、戦闘機が周辺エリアで旋回した後に消息を絶ったと伝えた。

 AFPは英国の海事・湾岸警備庁(Maritime and Coastguard Agency)にコメントを求めたが、これまでに回答は得られていない。(c)AFP