【6月15日 AFP】オーストラリアサッカー連盟(FFA)は15日、新型コロナウイルスによって中断されている同国1部Aリーグが7月16日に再開され、レギュラーシーズンの残り27試合を1か月以内に行う予定だと明かした。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が始まった際、Aリーグは同国メジャースポーツの中で最後まで行われていたが、3月24日に中断となった。しかし、豪ナショナル・ラグビーリーグ(NRL)やオーストラリアンフットボールがすでにリスタートを切り、スーパーラグビー・オーストラリア(Super Rugby AU)も7月3日の開幕を予定しているのに対し、Aリーグは再開が最も遅れている大会となっている。

 FFAのジェームズ・ジョンソン(James Johnson)最高経営責任者(CEO)によれば、Aリーグの再開は、延長が決まったシーズンを埋め合わせるための、選手との間での新たな給与協定の合意を受けてのものだという。

 昨年10月にシーズンが開幕した11クラブ制のAリーグは、レギュラーシーズンの終了が迫っている中での中断となっていた。残り27試合は7月16日から28日にわたって開催され、ファイナルシリーズはその後に行われる予定となっている。

 政府は前週、日時は決まっていないものの、来月から1万人までであれば観客の入場を認める計画を発表しており、チームの応援を目的としたファンのスタジアム入場が許可される可能性がある。(c)AFP