【6月15日 Xinhua News】「鋦瓷(きょくし)」はひびが入った、または割れた陶磁器を職人が金属製の鎹(かすがい)で打ちつけ、修復して再び利用する昔ながらの技術。中国河北省(Hebei)石家荘市(Shijiazhuang)に住む「鋦瓷」職人で、同省の無形文化遺産プロジェクトの代表的な伝承者、李軍航(Li Junhang)さんは、陶磁器の修復に中国の伝統的な書道と絵画の文化を融合。割れた陶磁器のひびや欠けた部分に鎹の頭を巧みに埋め込むことで、陶磁器が本来備えている芸術性を一段と向上させることに成功した。(c)Xinhua News/AFPBB News