【6月14日 AFP】(更新、写真追加)中国東部・浙江(Zhejiang)省温嶺(Wenling)市付近の高速道路で13日午後に発生したタンクローリーの爆発事故で、死者数は19人に増加し、負傷者は170人超に上ることが分かった。地元当局が14日、明らかにした。

 この爆発の威力により、近隣の民家や工場が倒壊。複数台の車が炎に包まれる中、空中へと黒い煙が立ち上った。

 地元政府当局によると、14日午後に負傷者は172人と確認したという。

 これに先立ち同国の緊急対応当局は、負傷者189人が病院で治療を受けていると発表していた。

 地元当局によると、タンクローリーには液化ガスが積載されていた。

 国営新華社(Xinhua)通信の同日の報道によると、タンクローリーは最初の爆発後、高速道路付近の工場に転落し、再び爆発した。救急隊員らは、引き続き捜索と救助活動に当たっているという。(c)AFP