【6月14日 People’s Daily】寧夏立軒国際文化伝媒有限公司の俳優、イラク人のアーメド・モハメド・ジャベル(Ahmed Mohammed Jaber)さんのインタビュー。

 私は俳優だ。中国の寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)で仕事をしている。2014年以来、寧夏の日進月歩の発展を見てきた。ここは山紫水明で、治安もよい。人々は親切で、互いに敬意を抱いている。2017年以降、私は20本余りの映画の撮影に参加してきた。新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)や四川(Sichuan)、江蘇(Jiangsu)、広東(Guangdong)なども訪れ、各地に友人がいる。中国には、はつらつとした生命力があり、無限の発展のチャンスがあると私は感じている。人材を引き寄せる魅力もますます増している。将来の生活についても私は大いに期待している。

 だが、私がイラクの母と電話をしたときだった。外国の一部メディアが中国の新型コロナウイルス対策についてウソを伝え、根拠もなく批判していることを知った。中国のイメージを悪くしようとしているのだ。私はとても腹が立った。私は母に「あなたたちは中国がどれほど努力して防疫活動に取り組んでいるかを知らないのだ。私が中国の生活を動画に撮り、もっと多くの人に中国の実際の状況を知ってもらう」と話した。

 私は監督をしている友人にショートムービーの撮影を手伝ってもらうことにした。主演は私。私は家を出て、スマートフォンのカメラでいくつかの場面を撮影した。居住区の入り口では出入りする住民が真面目に登記していた。高速道路では防護服を着た係員が車内の人々の体温を測っていた。スーパーマーケットでは商品は十分にあり、顧客は意識してソーシャル・ディスタンスをとっていた。これらは中国の街のあちこちで見られる光景であり、これこそ真相だ。

 私は中国で暮らしている外国人の友人に呼びかけ、動画を共有することにした。短時間で応答があった。吉林省(Jilin)長春(Changchun)で生活するパキスタンの友人は、スーパーの棚には商品が整然と並び、顧客は静かに列をつくって代金を支払っていると言った。広州に住むイエメンの友人の話では、人々は秩序正しく仕事をし、生活しているという。友人たちも私と同様、中国を支持している。中国がコロナ禍との闘いに勝利すると信じている。

 ショートムービーは「真相」と命名された。公開されたあと、外国の友人が「真相を知らせてくれてありがとう」というメッセージを送ってきた。「コロナ禍が終息したら、この高い文化をもつ美しい国を訪れてみたい」というメッセージもいただいた。こうしたメッセージをもらい、私はとてもうれしかった。(c)People's Daily/AFPBB News