【6月14日 CNS】中国・浙江省(Zhejiang)金華市(Jinhua)黄宅鎮(Huangzhai)近くの和平ダムで先日、肝を冷やす一幕が生じた。1台の乗用車の運転手がギアチェンジをしたところ、運転操作を間違え、車はダムの堤体の上から下まで滑り落ちたのだ。

 操作を間違えた運転手、于さんの話によると、彼の車のギアをリバース(R)からドライブ(D)に入れようとした際に、間違えて、ニュートラル(N)に入れてしまい、車は後ろに向かって動き始める。路面が滑りやすいこともあり、そのまま堤体の下まで落ちてしまった。車は堤体上を100メートル滑り落ち、最後に一回転ひっくり返ってようやく止まる。車上には、運転手の他、助手席に妊婦が乗っていた。

 事故が発生した時に、車上の2人はいずれも安全ベルトを着用していたため、軽微なかすり傷以外、大事にはならなかった。妊婦は病院で安静にしているという。(c)CNS/JCM/AFPBB News