【6月14日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)瀘州市(Luzhou)瀘県(Lu)は「中国竜文化の里」と呼ばれ、県内に竜などの彫刻のある明清時代の石橋が数百カ所あることから「竜橋の里」とも呼ばれる。その中でも「竜脳橋」は、1996年に全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財に相当)に指定されている。

 同橋は、県城(県政府所在地)の北を流れる九曲河に架かり、瀘州市と隆昌市(Longchang)を結ぶ古駅道(古代の官製道路)が通る。明代初期の洪武年間に造られ、600年余りの歴史を持つ。長さ54メートルで12の橋脚がある。真ん中8カ所の橋脚には、麒麟(きりん)や青獅子、竜、白象の瑞獣(ずいじゅう)4種が彫刻されている。(c)Xinhua News/AFPBB News