【6月17日 CNS】中国・浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)で最も古い仏教寺院・霊隠寺(Lingyin Temple)が参拝客の受け入れを再開し、中心部の大雄宝殿などに訪れる人でにぎわっている。

 霊隠寺はインドから渡来した高僧が4世紀に建立し、禅宗五山の一つに数えられている古刹(こさつ)。今年1月末に新型コロナウイルスの感染拡大のため閉鎖していた。

 再開後は感染防止のため入場は予約制としており、寺院の収容規模の三分の一程度に人数も制限。参拝客が密集しないよう措置を講じている。境内を歩くルートも行きと帰りで区分し、接触を避けるようにしている。

 限定再開の中でも、寺院に訪れた人たちは楽しげに記念撮影をするなど、取り戻しつつある日常を楽しんでいた。(c)CNS/JCM/AFPBB News