【6月11日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2019-20)は10日、準決勝が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はホームでフランクフルト(Eintracht Frankfurt)を2-1で下し、決勝進出を果たした。

 イバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)のゴールで早々に先制したバイエルンだったが、69分には鎌田大地(Daichi Kamada)のお膳立てからダニー・ダ・コスタ(Danny Da Costa)にゴールを決められ同点とされた。

 しかし74分、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が今季公式戦45ゴール目となる決勝点を決め、バイエルンが無観客での一戦を制した。

 ブンデスリーガ1部との2冠に向けて順調に進んでいるバイエルンは決勝で、前日に4部ザールブリュッケン(FC Saarbruecken)を3-0で下していたバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と対戦する。試合は7月4日、ベルリンのオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で開催される。

 浮き球のパスで先制点を演出したバイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Muller)は、「ペナルティーエリア内で常に正しい選択ができたわけじゃなかった。ハーフタイムの時点で3点か4点のリードを奪っておくべきだった。そうしていれば、もっと楽な展開になっていた」とコメントした。

「拮抗(きっこう)した後半には両チームから疲れが感じられた。強い気持ちが出ていたし、特にロングボールに対してはうまく守った」

 残り4試合のリーグ戦で2位に7ポイント差をつけている首位バイエルンは、週末の試合でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に勝利し、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が下位のフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)に敗れれば、8連覇が決定する。

 しかしバイエルンは次節、累積警告によってレワンドフスキとミュラーを欠くことになる。

 フランクフルトはこの日、「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」運動を支持するユニホームを着用して試合に臨み、バイエルンの選手たちも人種差別に反対する同様のメッセージが書かれたTシャツを着てウオーミングアップを行った。

 黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんが、警察の拘束下で死亡した米ミネソタ州での事件以降、ドイツサッカー界では連帯を示す動きが続いている。(c)AFP