【6月13日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)西双版納(シーサンパンナ)ダイ族自治州勐海県(Menghai)の景真八角亭は、国家級重点文物保護単位に指定されている歴史的仏教建築で、県城(県政府所在地)の西に位置する景真山に建てられている。

 同建築は、南伝上座部仏教建築群を構成する建築の一つ「戒堂」で、僧侶が読経やざんげ、会議などを行う場所として清の康熙40年(1701年、ダイ族の暦で1063年)に建てられた。八角形の木骨レンガ造りで、典型的なシーサンパンナの仏教建築とされる。東南アジアの建築様式を吸収しつつ、中国の歴史的建築の特徴も備えており、1988年1月には国務院によって国家級重点文物保護単位に指定された。(c)Xinhua News/AFPBB News