【6月11日 Xinhua News】中国初となるレゴブロックのテーマパーク「レゴランド(LEGOLAND)」の建設工事がこのほど、四川省(Sichuan)眉山市(Meishan)で始まった。

 英テーマパーク運営会社マーリン・エンターテイメンツ(Merlin Entertainments)と中国の成都環球世紀会展旅游集団、中軍天信(北京)文化との共同プロジェクトで、昨年9月に四川省での建設が発表されていた。敷地面積は365ムー(約24ヘクタール)、延べ床面積は15万9千平方メートル。投資総額は30億元(1元=約15円)を見込んでいる。開業は2023年の予定。パーク内は、レゴブロックストリートやレゴシティー、恐竜島、レゴウォーターパークなどテーマ別に10を超えるエリアに分けられ、レゴブロックの世界観に加え、ジャイアントパンダなど中国ならではの要素がふんだんに取り入れられる。

 マーリン・エンターテイメンツは日本の名古屋や米カリフォルニアなど世界8カ国でレゴランドを展開しており、四川省で9カ所目となる。同社で新規開業部門を率いるジョン・ヤコブセン氏は、眉山市について「成都市(Chengdu)と重慶市(Chongqing)という大都市に近く、集客力は大きい。将来的に3億人の集客が見込まれる」との見方を示している。(c)Xinhua News/AFPBB News