【6月9日 AFP】新型コロナウイルス対策の緩和と経済の再開を8日に控えたインドで週末、感染拡大につながる恐れがあるとして営業再開を認められなかったフィットネスジムの経営者やトレーナーらが各地で抗議デモを行った。

 人口13億人のインドは3月下旬から、新型コロナ対策として全土でロックダウン(都市封鎖)を実施していた。ショッピングモールやレストラン、ホテル、礼拝所などは8日から10週間超ぶりに再開を認められたが、フィットネスジムは除外されている。

 ジムの経営者らは休業中も家賃や従業員の給与を支払い続けている。北部パンジャブ(Punjab)州アムリツァル(Amritsar)では7日、筋骨隆々とした男たちが上半身裸で腕立て伏せやボディービルのポーズを披露して、営業再開を認めるよう訴えた。

 映像はアムリツァルで7日撮影。(c)AFP