【6月9日 AFP】祈りをささげる人、花を手向ける人、食べ物を寄付する人、黒色のTシャツを買う人──。米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で先月起きた、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが警官に首を押さえつけられて死亡した事件の現場は、近隣住民や訪れる人々にとって「神聖な場所」のようになりつつある。

 地元住民の男性は「ここは神聖な場所のようになった。事件が起きて空気が変わった。事件前は、そこの店に用事がある人が買い物に来るばかりだったが、フロイドさんが死亡してからは大勢の人が訪れている。今後長い期間、これまでとは違った意味を持つ場所となるのだろう」と話した。6、7日撮影。(c)AFP