【6月9日 AFP】全米経済研究所(NBER)は8日、米経済は2月にピークを迎えた後、リセッション(景気後退)入りしたと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による経済への大打撃により、10年8か月の景気拡大期に終止符が打たれた。

 全米経済研究所は、米経済の景気後退入りを判定する非営利・超党派の調査機関。同研究所の景気循環期間確定委員会(Business Cycle Dating Committee)によると、景気後退は通常、経済活動の縮小が数か月続く状態と定義される。しかし同委員会は「雇用と生産の前例のない規模の減少と経済全体への広範な影響により、この事象は景気後退であると断定できる」と説明した。

 政府の統計によると、2020年1~3月期のうち、新型ウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)措置が取られたのは最後の2週間だけだったが、米国の国内総生産(GDP)は同期に4.8%減少した。(c)AFP