【6月8日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)は10日、新型コロナウイルスの感染対策用品をテーマにした国際展示会を開催する予定。同市政府が2日に明らかにした。

 広州市では、新型コロナウイルス感染症が流行し始めて以来初となる会場参加型の展示会となる。

 中国国際貿易促進委員会・広州分会の楊勇(Yang Yong)代表は、同展示会には400社以上の企業をはじめ、同市内に拠点を置く65の領事館と30の外資系貿易会社が参加することを明らかにした。

 これまでのところ5千人以上が参加登録しており、このうちの大半が潜在的バイヤーとみられる。主催者は、外国人バイヤーに対しては、市内の南沙自由貿易区にある国際流通センターを活用して通関手続きと新型コロナウイルスの感染対策用品配送の円滑化を進める。

 四つの展示ホールには850のブースが設置され、展示の総面積は約3万6千平方メートル。また、参加者が感染症と闘った各自の体験を共有できるライブストリーミングイベントも予定されている。(c)Xinhua News/AFPBB News