【6月8日 Xinhua News】中国天津市(Tianjin)商務局はこのほど、同市津南区で1日に始まった自動車購入支援キャンペーンにディーラー16社が参加したことを明らかにした。購入金額に応じて1台当たり最大5千元(1元=約15円)を補助するクーポンを発行し、消費者の購買意欲を刺激する。発行総額は1千万元を見込んでいる。

 3日午後5時までに、購入の申し込みがあったのは386台で、総額158万6千元相当のクーポンが利用された。販売総額は6279万元に上る見込み。天津市はキャンペーンによる経済効果を約4億元と試算している。

 市内全域で年末にかけて自動車の販売促進キャンペーンを実施する。業界団体や自動車メーカー、ディーラーなどと連携して、クーポン発行や仮想現実(VR)による試乗体験などの販促活動を展開し、市全体の活性化につなげたいとしている。(c)Xinhua News/AFPBB News