バンダイ、上海の検察機関にガンダムのフィギュアを寄贈
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【6月7日 Xinhua News】日本のバンダイはこのほど、中国上海市の黄浦区検察院にガンダムの限定版フィギュアを寄贈した。今回の寄贈は、黄浦区検察院が同社の知的財産権を侵害する犯罪を精力的に取り締まったことへの感謝の証しだという。
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今回の事件では、同社が版権を持つマーベルやドラゴンボール、ワンピースなどのフィギュア製品が偽造された。犯罪行為は2016年に始まり、金型の製造・起型、生産、保管、輸送、販売など多岐に及んだ。被害額は2千万元(1元=約15円)余りに達し、同市では「全プロセス型」の知財侵害事件の第1号とされた。
同検察院が起訴した容疑者22人は登録商標偽造罪や登録商標偽造製品販売罪などに問われ、不当に得た利益200万元を権利者に返還した。
フィギュア寄贈のため同検察院を訪れたバンダイ側の代表は「黄浦区検察院の知的財産事件に特化した捜査班が、知財侵害の取り締まりを絶えず強化するとともに、権利者保護にも力を入れていることに感謝する。われわれは受益者だ」と謝意を表した。(c)Xinhua News/AFPBB News