【6月7日 AFP】新型コロナウイルスの感染防止策として市民の圧倒的多数がマスクを着用している香港では、海岸に打ち上げられる使い捨てマスクの数が増加している。

 自然保護活動家らによると、香港周辺の海にはすでに憂慮すべきほどの大量のプラスチックごみが浮遊しており、マスクの漂着が新たな問題になっているという。

 自然保護団体オーシャンズアジア(OceansAsia)の共同創設者ギャリー・ストークス(Gary Stokes)氏はAFPに対し、海辺に残された使い捨てのマスクは「われわれが将来の世代に残す、さらなる負荷でしかない」と語った。(c)AFP